「公式ドキュメント、読んでる?」——その一言からClaudeドキュメント自動通知Slackbotを作った話
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2026-06-18

目次

まずは今回の事例をご紹介

今回は、Village AIの社員が制作したSlackbotをご紹介します。Claude Codeを使い、Anthropicのドキュメント更新情報を自動で収集・要約してSlackに通知するbotをわずか3日で完成させました。

「公式ドキュメント、読んでる?」——アイデアが生まれたきっかけ

ある日、上司からこんな問いかけがありました。「公式ドキュメント、読んでる?」——正直に言えば、あまり読めていませんでした。エンジニアとしてよくないと感じると同時に、「読まなきゃ」という気持ちが芽生えました。

でも、どうせやるなら自分だけじゃなく、チーム全員が最新の情報を受け取れる仕組みにしてしまおう——それがこのSlackbotを作ろうと思ったきっかけです。

このSlackbotでできること——毎日お昼に届くAI要約通知

Claude Codeをはじめとする各種ドキュメントや情報が更新されると、そのデータを自動で取得し、日本語に翻訳・要約したうえでSlackに送信してくれます。設定は自由に変更でき、毎日お昼の12時に自動で実行されます。

確認したいのは「何がどう変わったのか」だけ——そのシンプルなニーズに応えてくれるbotです。Slackに通知が届くため、重要なアップデートを見逃す心配もありません。

実際の通知はこんな感じ

毎日お昼にSlackへ届くAnthropicドキュメント更新通知の実際の画面

【更新日: 2026-06-11】

■ Claude Code アップデート(6月10日)
– AIが複数の分身を呼び出し、複雑な作業を自動で分担・並列処理できるようになりました
– プラグイン一覧に検索バーが追加され、目的のプラグインをすぐ見つけられるようになりました
– 長時間の会話で動作が重くなる問題など複数の不具合が修正されました

■ 新しいAIモデル登場(6月9日)
– Anthropicが新モデル「Claude Fable 5」を正式公開。これまでで最高水準の性能を持ちます
– Claude Managed Agentsでスケジュール実行(定時に自動でAIへ作業を依頼する機能)に対応しました

Claude Codeで3日で完成した開発の流れ

開発はClaude Codeのプランモードから始まりました。プランモードはファイル変更やコマンド実行を一切行わない読み取り専用モードで、まず実装計画だけを提示してくれます。「ドキュメントの更新情報が知りたい。自動で収集して要約し、Slackに流せる仕組みを作りたい」——この要件を伝えると計画を提示してくれるので、内容を確認・承認したうえで実装へと進んでいけます。

苦労した点は「Claude Codeがわからないところも手順で教えてくれるので、意外とありませんでした」——それほどスムーズな開発体験でした。

開発にかかった期間

基礎の収集部分は驚くほど速く完成しました。修正やテストを重ねても、合計3日ほどで実用レベルに仕上がっています。

フェーズ 内容 所要期間
基礎実装 ドキュメント収集・Slack送信の基本機能 1日未満
修正・テスト 動作確認・微調整・品質向上 2日

合計でおよそ3日で実用レベルに仕上がりました。

使ってみての感想とチームの反応

実際に使ってみての一番の手応えは、ドキュメントの更新が入ったとき確認がしやすいことです。わかりやすくまとめてくれているので内容の理解もスムーズで、Slackで通知が来るため見逃すこともありません。

チームメンバーからは「全体的にいいと思う。更新があった場所に直接リンクで飛べるともっといいね」というフィードバックをもらいました。的を射たリクエストだったので、現在その機能の実装を予定しています。

今後の展望と、これから作りたい人へ

現在計画中の機能追加は2つあります。①更新箇所へ直接飛べるリンクの追加、②更新前と更新後の差分をわかりやすく表示する機能——どちらも「もっとドキュメントを読みやすくしたい」という思いから来ています。

最後に、同じようなものを作りたい人へ。「やってみたい」という気持ち一つで、このbotは実装できます。Claude Codeと会話しながら要件を詰めていけるので、プログラミングに慣れていない方でも大丈夫。「やってみたい」を「やってみた」へ——ぜひ挑戦してみてください。