社内事例:Claude Codeで作ったきのこ温湿度管理アプリで日々の確認作業を自動化
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2026-05-21

目次

まずは今回の事例をご紹介

今回は、社内でClaude Codeを使い、きのこ栽培用の温湿度管理アプリを自作した事例をご紹介します。きのこ栽培は、弊社の地方創生チームが取り組んでいる事業のひとつです。

きっかけは、「既存の仕組みが、自分たちの栽培環境に合わなかった」ことでした。温湿度の細かな制御や機器管理に課題があり、「それなら、自分たちで作ってみよう」と動き出したのです。

そこで活用したのがClaude Codeでした。結果として、温湿度の確認や機器の状態管理を自動化できるようになり、日々の確認作業は大幅に効率化。非エンジニアでも、対話を通じて実際に業務アプリを形にできた事例になりました。

制作者紹介

今回の事例は、弊社の非エンジニアの方がClaude Codeを使って形にしたものです。プログラミング経験は中学生のころにHTMLでホームページを作った程度でしたが、やりたいことをClaude Codeに伝えながら一緒に作り上げていくことで、アプリを完成させました。今回の事例では、本人がコードを直接書かずに、会話を通じて要件を伝え、Claude Codeに実装してもらう形で進めています。

作ろうと思ったきっかけ

この事例が生まれた背景には、既存のオートメーションではどうしても合わせきれない、細かな温度管理の悩みがありました。SwitchBotの標準オートメーションではトグル誤作動が起きたり、時間帯ごとの細かい温度制御がうまくいかなかったりして、「自分たちの栽培環境に合う仕組みを作りたい」という思いが強くなっていきました。

そのときの選択肢が、Claude Codeを使って自分でアプリを作ることでした。といっても、開発経験が豊富だったわけではありません。中学生のころにHTMLでホームページを作った経験がある程度で、本格的なプログラミングはほぼ初めて。それでも、やりたいことを言葉で伝えれば形にできるなら試してみよう、という感覚で一歩を踏み出した経緯です。

Claude Codeでどう作ったか

開発の進め方はとてもシンプルでした。やりたいことを全部Claude Codeに伝え、まずはプランを立ててもらう。そのうえで実行してもらい、使っていく中で気になった点を都度改善していく、という流れです。自分でコードを書くというより、会話しながら一緒に作っていく感覚に近いものです。

壁にぶつからずに進められた理由

「これは自分には無理かも」と感じた場面は特になく、やりたいことを伝えれば実装してもらえるため、開発中に大きな壁を感じることはありませんでした。むしろ、やりたいことがどんどん形になっていくため、「難しかった」という記憶がほとんど残っていない、というのが正直なところです。非エンジニアでも、対話の中で要件を整理しながら進めれば、想像していたよりずっと自然に開発が進むことがわかります。

見た目へのこだわりが、逆に面白さになった

一方で、機能面よりも見た目にこだわりたくなり、UIの指示のほうが難航したという話もありました。ドット絵はAIに生成してもらったものの、アニメーションは結局自分で1枚ずつ打って仕上げています。こうした「ここだけは自分でやりたい」という部分が出てくるのも、ものづくりの楽しさだと感じられます。

完成したきのこ温湿度管理アプリのダッシュボード——温湿度トレンド・デバイス制御・行動ログを1画面で一元管理
完成したきのこ温湿度管理アプリのダッシュボード。温湿度トレンド・デバイス制御・行動ログを1画面で一元管理できます。

作ってみて気づいたこと

完成していちばん大きかったのは、スマホで頻繁に温度や機器の状態を確認しなくてよくなったことです。PCさえ起動していれば、あとは全部自動で管理してくれるようになり、日々の確認作業が大きく楽になりました。作る前に抱えていた「細かい制御がうまくいかない」という悩みが、そのまま解消された形です。

「作れた」こと以上に、作り方の感覚が変わった

この経験を通じて、考え方が大きく変わったというよりは、「もともと自分で作るタイプだったので、その延長線上にあった」という感覚に近いものです。ただ、Claude Codeを使えば、専門的なプログラミング経験がなくても、やりたいことを言葉にできれば形にできるという実感は大きな収穫でした。

これから始める人へのメッセージ

最後に、Claude Codeやアプリ開発に興味はあるけれど、まだ一歩踏み出せていない方へのメッセージは「好きなものを作ったらいい」という一言でした。難しそうに見えても、まずは自分の困りごとや好きなことに引き寄せて作ってみると、思った以上に楽しく続けられるはずです。