2025-06-11
1.
はじめに
2.
デジタル社会を支える”人”になるために
3.
「メタバース」とはなんだろう?
4.
大阪万博「バーチャル万博〜空飛ぶ夢洲〜」会場を体験!
5.
「実感する」未来の可能性と自分の役割
6.
まとめ
今回ミライデザイン科では、西日本電信電話株式会社鹿児島支店(以下、NTT西日本)の皆さまを講師にお迎えし、「未来社会とデジタル人材・メタバースの可能性」について学ぶ特別授業を実施しました。
授業冒頭では、NTT西日本の事業紹介や、今後ますます重要になる「デジタル人材とは何か」についてのレクチャーが行われました。AI・IoT・XRなどのキーワードを軸に、これからの社会で求められる力についてわかりやすく教えていただきました。「技術は社会を変える。しかしそれを使うのは”人”である」という言葉に生徒たちも真剣な眼差しで耳を傾けていました。変化の激しい時代において、自ら学び続け、創造や協働力を発揮できる人材こそが、未来を切り開く鍵になることを実感してくれていると思います。
実際に体験する前に、メタバースについて丁寧な説明をしていただきました。VR(仮想現実)・AR(拡張現実)・MR(複合現実)などXR技術の基礎や活用事例を学びながら、メタバースがこれまでのSNSやゲームとどのように異なるのか、実生活やビジネスの場でどのような可能性を広げているのか知ることができました。
そして、2025年大阪・関西万博のバーチャルパビリオン「バーチャル電力館」を実際に体験しました。PCを使用しての体験をしながら、VRゴーグルを使用した体験も実施しました。仮想空間を自由に歩き回り、エネルギーをテーマにしたゲームや仕掛けに触れながら「未来の社会」を肌で感じてもらいました。PCでの体験では夢中になっている生徒も多く様々な空間を楽しんでいました。また、VR体験では見たことない景色に驚きの声が溢れていました。
今回の授業を通して、生徒たちは「デジタル技術を学ぶ意味」や「社会でどのように活かされているのか」を、知識だけではなく体験を通して実感できたと思います。同時にこのように進み続けるデジタル環境の中で、どのように向き合っていくのかという視点にも気づける時間でした。
今後もミライデザイン科では、外部の専門家とも連携しながら、リアルな社会との繋がりを感じられる機会を生徒たちにたくさん与えていきたいです。「知る」から「感じる」、そして「考える」へ。これからも未来にワクワクするような学びの時間を過ごしていきたいと思います。